Collum– category –
-
Collum
ワイングラスの魅力
ワインと同じようにワイングラスに魅了される時ってありますよね。 ワインの特性をより生かすのはグラスの形状とも言われます。実際に同じワインを形の異なるグラスで飲んだ時、その風味の違いに驚きます。口に運んだ時、空気の混ざる量によって鼻から感じ... -
Collum
日本のワイン
うろ覚えですが、同じワインを3つのグラスに注ぎブラインド・テイスティングをしている動画を見たときのことです。事前に少しだけ情報が伝えられ、どれが美味しかったのかを教えてください、というような内容でした。結果はほとんどの人が一番目のワイン... -
Collum
馬と優しい土とワイン
ある午後のひととき。馬印のワインを飲みながら『量の単位』が思い浮かんできました。なんだか難しいことのようですが、人っておもしろいなあと思ったのです。 オイルの生産量や取引量を樽の数で計り、ヨーロッパでは小麦など食糧の生産量を土地の広さで示... -
Collum
Luciaの余韻
久しぶりの旅先で夕方に向かう時間に散歩をしていた時のこと。信号が変わるのを待っていると隣にいた人が耳に当てていたヘッドフォンから音楽が漏れてきた。 鬼滅の刃の遊郭編のテーマ曲である残響散歌だった。歩き出した私の歩調に合わせて残響という言葉... -
Collum
ロゼの空
昼の日差しがやわらぎ始め、オレンジからピンクに変わる地球の隙間が好き。桃色に染まっていく空を見ていると、夢想の世界に入っていけるようです。思い出すのはあの日の空。その色に浸りたくてロゼを選んでみました。 グラスに透かした空を見ていると、本... -
Collum
Chateau Guiraud
デザートの5Cをご存知でしょうか。主にコニャック、チーズ、コーヒー、ショコラ、そして、シガーのイニシャルから5Cとされています。ただ、これは紳士の嗜みのイメージがあり、いまやテーブルでの喫煙は嗜みとは言えません。 そこで、女性の嗜みとして... -
Collum
戻ってくる記憶
先日、いただいた鴨のパイ包み焼きが磁石のようになって、あの日のワインと鴨のパイ包み焼きのマッチングが鮮やかに戻ってきました。 そのワインがコートロティ。黒葡萄のシラー種に白葡萄のヴィオニエ種をブレンドしたフランス北ローヌ地方のワインです... -
Collum
無個性な個性の中に見つける香り
マチネの終わりにという映画をご存知でしょうか。その中にクラシックギタリストの蒔野聡史と通信社に所属するジャーナリストの小峰洋子がパリの街角のビストロで白ワインを飲むシーンがあります。 まだ明るい時間に爽やかな風が心地良さそうな窓際の席。ふ... -
Collum
泡の声に誰かをかさねて
「私はふたつのときにしかシャンパーニュを飲まない。それは恋をしているときと、していないとき」 これはココ・シャネルの言葉。つまりは、いつも飲んでいるということなのですが、時間を恋に置き換えるなんて素敵な表現ですね。 これを戦地に赴くた...
1